根管治療後の被せ物
被せ物の重要性
歯の根っこをお掃除して無菌化していく治療が終わりましたら、最後に歯に蓋をして被せ物を装着することになります。この「被せ物」は、いくつかの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがありますので、事前によくご理解頂き、納得の上、選択して頂きたいと思っております。もちろん、当院スタッフからもご説明させて頂きますので、何か不明な点などがございましたら、お気軽にご質問ください。
被せ物の主な種類のご紹介
パラジウム合金
| 保険 | 適用 |
|---|---|
| 価格 | 7,000円程度 |
| 見た目 | ★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| メリット | 保険が適用されるので、経済的。 |
| デメリット | 金属なのでアレルギーのある方には適さない。金属色が気になることも。 |
オールセラミッククラウン
| 保険 | 適用外 |
|---|---|
| 価格 | 159,500円 |
| 見た目 | ★★★★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
| メリット | 見た目は最も天然歯に近い。汚れがつかず、変色しない。金属不使用でアレルギーの心配がない。 |
| デメリット | 陶器と同じ材質なため、割れる可能性あり。 |
メタルボンドセラミックス
| 保険 | 適用外 |
|---|---|
| 価格 | 143,000円 |
| 見た目 | ★★★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
| メリット | 自然な色合いが出せる。内側は金属で、歯に馴染みやすい。汚れがつかず。変色しない。 |
| デメリット | 内側が金属なので、金属アレルギーのある方には適さない。 |
フルジルコニア
| 保険 | 適用外 |
|---|---|
| 価格 | 104,500円 |
| 見た目 | ★★★★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| メリット | 自然な色合いを出せる。歯に馴染みやすい。金属アレルギーの心配がない。汚れがつきにくく、変色しない。 |
| デメリット | オールセラミックスと比べて、若干透明感がない。 |
上記は税込価格の表記でございます。
ここでは、主な被せ物のみをご紹介させて頂きましたが、他にもたくさんの選択肢がございますので、患者さんの歯の状態やご希望に合わせてベストなものをご提案させて頂きます。（選択肢の提示と詳しいご説明をさせて頂きますが、最後は患者さんの納得のいくものを選んで頂いております。